町人文化が開花した時代――べらぼう
NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」をNHK ONEで視聴する。蔦重の死因は脚気となっていた。脚気は江戸患いとも呼ばれていたそうだけど、聞くところによると、精米した白米の方が保存が効くのだとか。そういった事情で江戸の住民たちは白米を常食していたのかもしれない。
大河ドラマを通して視聴したのは昨年の「光る君へ」と「べらぼう」の二本のみ。配信サービスに加入することで視聴が容易になった。レコーダーだと容量とかレスポンスとかの問題があって、結局今は所有していない。
個人的には「べらぼう」の方が好みだった。「光る君へ」は古代のお話で、そういう点では江戸時代の「べらぼう」の方がディテールの解像度が高いだろう。現在でも名の通っている文人たちが一人の人物を通して数多描かれるというのもある意味凄い時代だったのだなと思う。
吉原生まれという特異な生い立ちの人間が己の才覚を頼りにギルド的な組織に食い込んでいく。そしてその浮き沈みが描かれる。といった点で興味深いドラマだった。
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