感情の起伏がフラットなキャラづけ――成瀬は天下を取りにいく
『成瀬は天下を取りにいく』(宮島未奈、さかなこうじ、小畠泪、バンチコミックス)第一巻を読む。人気小説のコミカライズ版。
舞台は滋賀県。学生の頃、青春18きっぷで帰省したことがあるので「膳所」を「ぜぜ」と読むことは知っていた。コロナ禍が背景にある。そういう作品が出てきたかという感はある。
主人公の成瀬と相棒の島崎は中学生。成瀬は感情の起伏がフラットな性格。最近こういう感じのキャラづけをされたキャラクターが増えたような気がするが、リアルでもそうなのだろうか。
主人公とその相棒が中学生ということもあり、ジュブナイルっぽさも感じる。
| 固定リンク
「マンガ」カテゴリの記事
- 島根が舞台――シノハユ(2025.11.08)
- デビューは意外と順風満帆ではなかった――『博イラスト集~明日ちゃんまでの足跡~』(2025.10.29)
- 妙な律義さ――みょーちゃん先生はかく語りき(2025.10.19)
- 感情の起伏がフラットなキャラづけ――成瀬は天下を取りにいく(2025.09.15)
- コンサルタント的な視点のエピソードが面白い――『ラーメン再遊記』『ラーメン才遊記』(2025.09.12)

