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2025年6月

2025年6月29日 (日)

怪異は本当に怪異なのか――中禅寺先生物怪講義録

「中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。」をバンダイチャンネルで視聴する。主な登場人物は新制高校一期生なので実在なら存命であっても既に90代半ばの年齢である。一見怪異とみえる事象も客観的に分析すればなにがしかの説明はつくといったスタンスで謎解きされる作風。

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最後は島根半島東端へ――ざつ旅

「ざつ旅 -That’s Journey-」をバンダイチャンネルで視聴する。島根県庁前のバス停、確か上りも下りも同じところに停まるので初めてだと分かりにくいかもしれない。美保神社の両参りは知らなかった。島根半島東端だし、県西部からだと遠いのもあるが。でも、新潟県に比べれば大したことないか。

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2025年6月28日 (土)

ねこめ~わくに近くもある――アポカリプスホテル

「アポカリプスホテル」をバンダイチャンネルで視聴する。キャラクター原案は竹本泉さんなのだけど、ストーリーにどの程度関与しているかは不明。「ねこめ~わく」に近い世界観のようにも思えるけど。

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ニュータイプ最強はやはりララァでは――機動戦士Gundam GQuuuuuuX

「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」をバンダイチャンネルで視聴する。ループとか世界線といった近年流行った概念を取り込んで初代ガンダムの世界を再構築した作品といったところか。ニュータイプ同士の交感場面を「キラキラ」とパラフレーズして女子高生へと結びつけるといった手法だった。

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2025年6月27日 (金)

それはそういうものと受け止められるのではないか――村田沙耶香『コンビニ人間』

村田沙耶香『コンビニ人間』を読む。第155回芥川賞受賞作品。普通の人とは少し違う世界が見える人の視点から描かれているとでも言えばいいか。

物語は白羽さんの登場から動きだす。白羽さんと古倉さんの会話は嚙み合っていないが、お互い言いたいことを言い合える点では相性がいいのかもしれない。

……リアリズム小説は自身の暗部と照らし合わせながら読む形となるので、やはりしんどいとなる。

というか、軽度のパーソナリティ障害か、よく知らないが、抱え込んで苦悩しなければならない類のものだろうか。それはそういうものとして受け止められるのではないか。古倉さん自身、内面に土足で踏み込まれるのは極度に嫌っているのだが普段は何とも思っていない。むしろ妹の方が抱え込んでしまっている。

僕なんか、現代なら神経が上手く協調しない類の発達障害(※要するに極度の運動音痴で不器用)と診断される可能性が高い。

まあ、僕自身、同類が寄って来るからネットで病気について公言するなと釘を刺されたことはあるが。

<追記>
古倉さんが抱えている問題をある程度解決するには店長に昇格する他ないのかもしれない。古倉さん自身はコンビニというシステマチックに規格化された環境には完全に適応している。コンビニの雇用形態的に老後の社会保障に脆弱性を抱えているという問題はあるが、別段、他人に迷惑をまき散らしている訳ではない。スキルに見合った報酬を得られていないと思われるが、それは本作の主眼からは外れるだろう。店長だとカスタマーハラスメントといった暴力が伴う事態にも関与しなければならないので女性向きでないのかもしれない。

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長編はこれで完結――小市民シリーズ

「小市民シリーズ」第2シーズンをバンダイチャンネルで視聴する。冬期もこれで終わり。長編はこれで完結らしいが、短編はまだ出る可能性があるかもしれない。

……しかし、小佐内さんが白馬の王子様と出会って結婚したとして、もしもわずかでも裏切ったらとんでもない復讐をされそうだ。たとえば生活習慣病によくない食事をしれっと提供され続けるとか。

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2025年6月26日 (木)

登場人物の交代劇に目が離せなかった――チ。―地球の運動について―

「チ。―地球の運動について―」をバンダイチャンネルで視聴する。地動説を巡るお話。昔、『正統と異端』という新書を読んだことがある。キリスト教の枠組みの中での正統と異端という構図。たとえばイスラム教やユダヤ教は異教となる。

地動説なら惑星の惑うような運行という難題がすっきり解決するのだが、なぜそういう発想の転換が容易に起きなかったのか。

物語を動かす主要な登場人物が現れてはあっさり退場し次々と入れ替わっていく。緊迫感のあるサスペンス劇が展開されていく。それだけに終盤で個人の思い込みによる暴走という風に矮小化されそうになって目が離せなかった。

近々舞台化されるとのこと。11月には呉でも上演されるらしいが、どうだろう。

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後々の伏線となる展開――ヴィンランド・サガ SEASON 2

「ヴィンランド・サガ SEASON 2」をバンダイチャンネルで視聴する。物語は事件の三年後から始まるらしい。トルフィンは奴隷の身分に堕とされ腑抜けた状態となっている。そこに新たに連れてこられたエイナルと出会うこととなる。戦士として戦い続けてきて農夫や開拓者のスキルを持たなかったトルフィンが異なる生き方を目指すきっかけとなる。クヌートは先王の殺害事件後、まもなく謀略を駆使する人物へと変貌したことになるか。

詳しくは知らないが、ノルマン征服王朝時代の話となるのだろうか。イングランドは島国で外洋を超えた征服が成功するのも考えてみれば凄い話だ。日本だと戦国時代に訪れた宣教師の記録に日本の船には竜骨がないと指摘されているそうだ。

ヴィンランドはおそらく新大陸。コロンブスの新大陸発見以前にヴァイキングが到達していたのではないかという説は昔からあって、その説を元にしたお話だろう。

原作漫画はこの七月で連載が完結するとのこと。

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2025年6月24日 (火)

より上位の存在が? 俺は星間国家の悪徳領主!

「俺は星間国家の悪徳領主!」をバンダイチャンネルで視聴する。悪徳領主を目指すはずが、なぜか善政をしいてしまうお話。案内人にはより上位の存在がいて案内人の負の感情を賞味しているのかもしれない。

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建物内で迷う――日々は過ぎれど飯うまし

「日々は過ぎれど飯うまし」第11話をバンダイチャンネルで視聴する。大学は都立大学がモデルらしい。僕は上野の国際子ども図書館に行った際、帰ろうと思ったら出口が分からなくなって職員さんに訊いたことがある。壁が金属的な質感だったか、SFアニメのように継ぎ目が消えてしまったようで、どこから入ってきたのか分からなくなってしまったのである。

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フェイク動画をレコメンドされても……

先日、家族のChromebookでYouTubeを閲覧した。で、合気道の達人がドイツ人のテコンドーチャンピオンと対戦したら意外な結果に…というタイトルに釣られて視聴した。1分半ほど再生したところで長いなと思い、時間を確認したところ25分ほどあったので、コメント欄をみたところ、フェイク動画との指摘が多数あった。僕は気づかなかったが、掛け軸の文字や刀の置き方がおかしかったりしたらしい。確かに変なシチュエーションではあったのである。達人の年齢は70代。対するドイツ人は20代。だが、40代だったらそこまで変に感じなかったかもしれない。

この動画がレコメンドされたのはその前に古流空手の女子高生が米国のMMAチャンピオンと対戦したところ意外な結果に…といった動画を見たから。この意外な結果というのが釣りタイトルとなっている。そちらはフェイクという指摘があったか記憶していないが、型だけで強くなれるのか、試合の日時が示されていなかったり、肝心の何が起きたかがぼかされていたりで、やはりフェイク動画だったのかもしれない。

漫画やイラストだとまだ創作だと判別がつくけれど、写実的な素材でフェイク動画を作られるとその内判別がつかなくなるかもしれない。

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2025年6月23日 (月)

イニシャルコスト+ランニングコストが洒落にならない額に

「前橋ウィッチーズ」をバンダイチャンネルで視聴する。写ルンです、フィルム代と現像代を合わせると、今は5000円くらい掛かってしまうのだとか。

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2025年6月22日 (日)

そこが受けている?

「片田舎のおっさん、剣聖になる」をAmazon Prime Videoで視聴する。主人公の性格が達人っぽくないとは思うが、却ってそこが受けているのかもしれない。

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人気の寝台列車登場――ざつ旅

「ざつ旅」第11話をバンダイチャンネルで視聴する。今回はサンライズ出雲・瀬戸で出雲~松江へ旅行。サンライズは人気の寝台列車で実物を見たことは何度かあるが乗ったことはない。予約は早めにいれないと取れないのではないかという気がするが、JRで予約したことがないのでよく分からない。

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2025年6月21日 (土)

背負っている樽は20㎏あるとのこと――ボールパークでつかまえて!

「ボールパークでつかまえて!」をバンダイチャンネルで視聴する。原作漫画一巻第一話によると売り子さんが背負っているビールの樽は20㎏あるとのこと。標準体形の女性の体重は40~50㎏台くらいだから結構な重労働である。

横浜に住んでいたのだから通えなくはなかった。桜木町は割と行ったけど、その隣の関内にはほとんど足を向けなかった。関内駅からだと横浜スタジアムはすぐである。ドームは雨天関係なしなのは有難いけど、味気ない。今だと広島市街まで出なければならない。広島駅からスタジアムまで歩いていける距離なのかよく知らない。

ビールを飲むとすぐに酔いが回ってしまうので純粋に観戦するなら飲まない方がいいのだけど、こういう作品を見ると、そっち系の楽しみもあった方がいいと思うようにはなった。

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2025年6月18日 (水)

女性視聴者にも忌避されない造り――前橋ウィッチーズ

「前橋ウィッチーズ」を第11話までバンダイチャンネルで視聴する。魔法少女×アイドル×ご当地もの的なコンセプトの作品。「虎に翼」の脚本家が脚本/シリーズ構成を担当していたので見てみる(「ぼっち・ザ・ロック」はアニメは未見)。

大きなお友達向けの作品だけど、女性視聴者にも忌避されないような造りとなっていると感じる。

前橋は行ったことがない。高崎なら出張で行ったことはある。行きは新幹線でさほど時間がかからなかったけど、帰りは在来線にしたら帰宅が遅くなった。

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2025年6月17日 (火)

初めてレビューコメントがつく

Amazonで出している電子書籍に初めてコメントがついた。裏の名義の方。星2つと低評価なので(※キワモノで好意的にみても星3つが限界だと思うが)厳しい内容かと思ったら、特にそうでもなかった。皮肉に皮肉で返したとも読めなくもないけれど、レビュアーさんが何を感じたのか、意図はよく分からない。

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2025年6月16日 (月)

何も書くことがなくなってからが勝負――筒井康隆『創作の極意と掟』

筒井康隆『創作の極意と掟』を読む。指南書として書かれたものではないそうだが、大御所の手になるものなので説得力は段違いである。

僕自身は熱心な読者ではなかったのだけど、通読すると、筒井氏が文学上の実験に心を砕き続けてきたことが分かる。ただ、その実験に面白さが伴っていたから現在まで読み継がれているのが本当のところだろう。実験するだけでは一時的にはともかく長期的には忘れ去られてしまうはずだ。

「作家は何も書くことがなくなってからが勝負」というフレーズになるほどと思う。僕自身、創作は試みた時期があって、結局ネタ切れを起こしてそれ以降書けなくなってしまった。創作以外の書き物は続けているので虚無に陥った訳ではないし、インプットもできる範囲で心がけてはいるのだけど、それらしきお話は未だに思いつかない。

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2025年6月14日 (土)

二年ぶりの視聴

「氷菓」「クドリャフカの順番」編をバンダイチャンネルで視聴する。約二年ぶり。漫研の湯浅尚子部長は原作では今後主要な登場人物として現れることはないかもしれない。穏やかな性格だがウィットに富んでいて目立たないが魅力的なキャラ。

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2025年6月 9日 (月)

一期から再視聴をはじめる――薬屋のひとりごと

「薬屋のひとりごと」をバンダイチャンネルで一期から再視聴をはじめる。二期も終盤に差し掛かってキーパーソンが誰か明らかとなり、そのキャラづけを気に入ったため。素の状態では周囲の子供たちに優しいお姉さんとして振舞っている(…に至らしめてしまうのだが)。むしろ母親の方が大陸の権勢を誇る家系の長としてはデフォの振舞いなのかもしれないが。

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2025年6月 6日 (金)

身体を休めるので必死だった

「小市民シリーズ」冬期に突入した。……体調を崩して横になっていた際、身体を休めるので精一杯で無為に時間が経過していっても別に退屈に思ったりしないのだなと感じた。数年前に大学病院に三日ほど入院したのだけど、そのときは内視鏡での手術で肉体的なダメージはほとんどなかった。点滴を受けていたので自由に動ける訳ではなかったのだけど、意識ははっきりしていてベッドの上でいかに時間をやり過ごすかが問題となった。そのときはあらかじめ電子書籍リーダーを持ち込んだのだけど、読書以外やることがないのも大変だった。

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熱海の金目さん、アニメ化

はっとりみつる「綺麗にしてもらえますか。」2026年にテレビアニメ化されるとのこと。金目さんがピンのヒロインなので、キャラデザの仕上がり具合と配役に掛かっているだろうか。

……今はヒップは描いてもいいけどバストトップはNGという時代なのだろうか。

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2025年6月 3日 (火)

原作2巻以降をアニメ化したかったということか――アン・シャーリー

「アン・シャーリー」第9話をバンダイチャンネルで視聴する。おそらく製作者は原作2巻以降をアニメ化したかったのだろう。反面、既にアンという少女の魅力を知っている人向けになっていると感じる。だってどう見たって限りなくダイジェストに近いもの。

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