高尾山に登山する――日々は過ぎれど飯うまし
「日々は過ぎれど飯うまし」第三話をバンダイチャンネルで視聴する。高尾山に登山する回。なので実際に八王子辺りが舞台のモデルということなのだろう。結局、高尾山には登らなかった。今は登山はできない。途中でぶっ倒れる可能性があるから。
「日々は過ぎれど飯うまし」第三話をバンダイチャンネルで視聴する。高尾山に登山する回。なので実際に八王子辺りが舞台のモデルということなのだろう。結局、高尾山には登らなかった。今は登山はできない。途中でぶっ倒れる可能性があるから。
「ざつ旅 -That’s Journey-」第三話までバンダイチャンネルで視聴する。この作品を見ていると、ほりのぶゆき『旅マン』を思い出す。週刊誌に連載された漫画で、ヒーローっぽい主人公が毎回取材を兼ねた小旅行に出かけるのだけど、最新回は前回よりも遠い場所でなければならない。それが守れないと主人公は自爆して死んでしまう……といった設定で、当然、連載が進むにつれて状況は厳しくなっていった。愚痴も増えていった。で、最後ら辺はよく訳の分からない状況で終わってしまった……といった作品。
「舞台リコリス・リコイル」ブルーレイディスクを視聴する。本編ディスクには本編の他、日替わりダイジェスト集も収録されている。
特典ディスクには、
・メイキング&バックステージ
・ビジュアル撮影メイキング
・カーテンコール集
・特典映像企画「舞台リコリス・リコイル」公演振り返りビジュアルコメンタリー
が収録されている。河内さんと本西さんとのトーク。時間は一時間半ほどに編集されている。
カーテンコールの河内さんと本西さん、まさにこの瞬間は二人が人生の主役という印象だった。団体スポーツでは各ポジションに分かれ、それぞれのエキスパートが必要なように誰もが主役となれる訳ではない。まあ、この舞台に立つだけでも相当なことだけど。そういう一瞬のきらめきを映像パッケージとして収めたという感じ。
メイキングでは公演前の稽古の模様も撮影されている。皆、マスクを深々と着用している。もしコロナに感染したら降板となってしまうから死活問題ではある。
キャストやスタッフの方たちは二幕ものの舞台と認識していた。僕は後編しか実見していないけれど、確か途中で休憩時間を挟んでいた。セットそのものは固定だけれども、そういう意味で二幕と分けている。
後編の上演に合わせて前編がYouTubeで公開され、それを見て劇場に足を運ぶことを決めた。
前編の劇場は天王洲・銀河劇場。舞台は二段構成か。前編の方がたきなと千束の関係性の描写は多い。当然といえば当然だが。
「舞台リコリス・リコイル Life won't wait.」ブルーレイディスクを視聴する。本編、特典ディスク(DVD)とも三時間ほどの長大な収録時間である。
特典ディスクには、
・メイキング&バックステージ
・アフタートーク集
・日替わりダイジェスト集
が収録されている。
本編には千秋楽公演、おそらく夜の部が収録されている。僕は途中の昼の回だが、公演には一度足を運んだ。2024年の6月。会場は東京ドームシティ・Gロッソ。戦隊ショーがよく開催される会場で、観客席の傾斜はかなりきつい。比較的コンパクトなスペースに800人くらいだったか大人数を収容できるようになっている。その分、座席の造りは小さく、座り心地はいま一つだったように記憶している。
舞台は四層か、立体的な構成で、あちこちに出入口があり、舞台が暗転した一瞬で人が出入りする。演者が目まぐるしく入替って場面転換し続ける。舞台裏はどうなっているのだろう? と見ていて思った。で、特典ディスクを見た次第。
残念ながら全体像までは分からなかった。楽屋は明るく清潔な感じ。暗く雑然としたバックヤードと隣接している。バックヤードの骨材は低く組まれていて、背の高い人だと頭をぶつけそうな感じ。セットは木材で組まれている。戦隊ショーのセットの構造をどれだけ流用しているかまでは分からない。
とにかく、立体的なステージングが楽しいと感じさせる舞台だった。ワイヤーアクションもあった。プロジェクションマッピングも多用されていた。2.5次元舞台は初めてだったが、いい体験をした。
僕は通路側の席だったのだけど、ちょうど前半の最後、雪のシーンでは本西さん演じるたきなが反対側の通路を歩いて行った。映像ではちょっとしか見えなかったが、観客にとっては大きなサービスシーンだった。僕の側の通路は河内さん演じる千束が駆け抜けていった。
漫画の電子書籍版は解像度が粗いという不満があることは聴いていたが、Amazon Kindle Fire HD10を買って実感する。10インチの大画面を縦置きにして漫画を表示させると描線がかなり太くなる。横置きにして見開きにすると線は細くなり違和感はなくなる。HD8だと気づかなかった。まあ、7~8インチくらいの画面表示、文庫本や単行本程度のサイズ感でご覧くださいということで、雑誌掲載時や原画に近いサイズで鑑賞してもらう意識は版元には無いようだ。……高解像度版を別枠で作ったら売れるのではないかと考えたが、海賊版などの絡みもあって消極的なのかもしれない。
「片田舎のおっさん、剣聖になる」第一話をAmazon Prime Videoで視聴する。中年の主人公が弟子の女性たちからモテまくる展開らしい。僕は剣道の高名な先生が大学生を軽々といなす場面を目撃したことがある。所はマンモス大学の同好会で、全国レベルの猛者たちという訳ではなかったのだけど、皆三段持ちで在学中に四段も十分狙えるくらいの稽古量は確保している人たちだった。……そんな訳で、全くの絵空事とも思えない次第。
PowerDVD 23proを購入してインストールする。以前、MXテレビで再放送された「おちゃめなふたご クレア学院物語」を録画したブルーレイを再生してみる。再生はされた。セルビデオには未収録だった予告編も収録されていた。すべてチェックした訳ではないが、最終話まで録画されているようだ。ディスク一枚に26話収録しているので、8倍モードで録画したのだろう。ノートパソコンの15.6インチWXGAのモニターで視聴する分には特に問題ない。テープメディアではないので映像が安定していて観易いと感じる。
「日々は過ぎれど飯うまし」第一話をバンダイチャンネルで視聴する。ヒロインのまこたちは地元の大学に進学した設定らしい。ソースかつ丼が出てくるので、中部地方が舞台かなと思ったら、八王子フィルムコミッションがクレジットされていた。八王子の大学でロケしたのかもしれない。
少子化の今、地方にとって県外の大学に学生を流出させないことが課題らしい。首都圏は首都圏で不動産価格が高騰して大変らしいけど。
僕自身は実家が外食をほとんどしない家庭で、母の手料理が食べられたという点では幸福ではあったのだけど、「食べ物何が好き? 和食?洋食?中華?」みたいなことを訊かれて返答に困ったことがあったような記憶がある。外食はともかく自炊能力は全然向上しなかった。根本的に不器用なのだろう。
「宇宙人ムームー」第一話をバンダイチャンネルで視聴する。月刊ヤングキングアワーズは数年前から定期的に購読しているのだけど、読んでいなかった。舞台は町田。僕自身は相模原方面への乗り換えで降りた程度。東京か神奈川かよく分かっていない。
「リコリス・リコイル Friends are thieves of time.」第一話をバンダイチャンネルで視聴する。3分のショートムービー。次回作がどういう形で公開されるのかまだ明らかとなっていないが、それまでの繋ぎだろう。
『三沢タイガー伝説~虎仮面7年の咆哮~』という5枚組のDVDを再視聴する。要するに二代目タイガーマスクの試合を収録したもの。
僕は初代佐山タイガーからプロレスを見始めた口なのだけど、二代目も好きなのである。珍しい部類かもしれない。ちなみに初代はセルビデオ(VHSテープ)は持っていて、DVDでの映像パッケージは持っていない。
若き日の三沢光晴と同時代を彩ったプロレスラーたちの雄姿が記録された映像集でもある。
見ていて思うのが、栗栖正伸のスープレックスが意外と見事なのである。収録された試合ではダブルアーム・スープレックスとサイドスープレックスだったか、おそらくアマレスのキャリアがある人なのではないか。小柄で悪党面だが、悪役レスラーとして重宝されたのかもしれない。
スーパー・ストロング・マシーンは巨漢であった。天龍と上背は同じくらいか。だが、身体の厚みで上回っている。それでいて器用に動けたりする。だが、大成はしなかったような印象はある。新日は層が厚いので埋もれてしまったのかもしれない。身体は大きいので馬場に気に入られてもおかしくはなかったと思うが。全日マットに上がった際は天龍や鶴田をターゲットに定めていたようで、二代目タイガーとの抗争には至らなかった。僕的にはマスクマン対決として見てみたかったのだけど、もしシングルマッチが決行されていたら、当時は体格に勝るマシーンが押す展開となったかもしれない。
テッド・デビアスはかなりの長身である。三沢タイガーも思った程低身長ではないようだが、それと比べても身長差がはっきりしている。後にミリオンダラーマンとして人気を博したが、どう見てもアルティメット・ウォリアーのやられ役にしか見えなかった。
川田のムーンサルトアタックも見られる。二代目タイガーもトンボは余裕で切れるのだからできるはずだが、なぜか後方回転系の技は出さなかった。膝を強打する怖れがあるからかもしれない。
石黒正数『それでも町は廻っている』の電子書籍版を読了する。以前、Kindle Unlimitedで最初の何巻か読んで気に入ったもの。アニメはレンタル扱いでまだ見ていない(※レンタルだと一話ごとに決済なので心理的ハードルが高い。まとめ買いすると得てして期間中に視聴できなかったりする)。丸子町が舞台だから多摩川沿いだったか、東横線沿線が舞台のモデルらしい。丸子町の商店街に突如できたメイド喫茶を拠点にメイド探偵を自認する女子高生の歩鳥が活躍するお話。……といってもミステリではないが。どちらかというと緩い日常系か(※作者は頭の切れる人と見受けられるが)。圧倒的な画力で魅せるといったタイプではなく、肩の力が抜けた感じが漫画らしくて好ましいと思った。歩鳥の弟が作者の分身っぽい印象は受けた。
「アポカリプスホテル」第一話をバンダイチャンネルで視聴する。舞台は未来の銀座。歌舞伎座はああいう扱いでも断らないのかと思う。キャラクター原案は竹本泉さん。作風自体、竹本作品っぽさがどことなくある。銀座にはアリバイ程度に行ったことがある。三越と歌舞伎座を往復しただけ。近くの喫茶店のコーヒーは一杯1000円くらいした。超一等地だからそうなるのだろう。
「TVアニメーション下級生」をバンダイチャンネルで視聴する。ストーリー的には愛と美雪のルート中心に構成されているようだ。おそらく愛ちゃんがゲームで一番人気だったのだろう。僕も一応ゲームは購入してプレイはしたのだが、全然攻略できなかった。可愛いのは愛ちゃんだが、交際して楽しいのは美雪の方かもしれない。
「中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。」第一話をバンダイチャンネルで視聴する。舞台は戦後まもなくのとある高校。ヒロインは新制高校の一期生(※二年生)とのこと。ということは、存命でも90代後半くらいの年齢となる。
「ひげを剃る。そして女子高生を拾う。」をバンダイチャンネルで視聴する。このシチュエーションを実行すると、周囲の悪意をもった人間(※案外身近に潜んでいる)にチクられてアウトとなるオチだろう。
若い頃、博多駅のバス停だったか、若い男二人組が家出娘を泊めて云々……みたいな自慢話をしているのが耳に入った経験があるので、実際にそういうことがあるらしいことは知っている。ただ、実際に家出してしまうということは相当に家庭環境が荒れていて、とても居られないということだから、そこまでの状況は想像もつかない。
ヒロインである沙優の兄は独立していてお金も持っていそうだから、自分のクレジットカードで沙優の宿泊先(逃げ場)を確保し続けてやればいいのだが、現金を渡すだけで以後フォローしていない。日常的な決済はスマホでできるはずだが、バッテリー切れで捨ててしまっている。充電器なんてコンビニで売っているのだが。
そういう粗はあるが、元々あり得ないシチュエーションだから、そこら辺を云々するのも野暮というものだろう。美人の上司や可愛い後輩に慕われ、更に可愛いJKを拾うというサラリーマンのドリーム小説的な側面のある作品だ。
沙優の出身地と設定された土地ではいじめという範疇を超えた犯罪が何度か起きているようなので、何か深刻さを抱えた地域なのかもしれない。
「ボールパークでつかまえて!」第一話をバンダイチャンネルで視聴する。舞台は千葉なのでロッテがモデルらしい。僕は元横浜市民なので関内まで行こうと思えば行けた。今なら広島の試合なら見に行けないこともないのだけど、野球を見なくなって久しく、選手が入替ったどころか、その入替った選手が監督となったりしているような状況なので、状況を把握するまで何度も通わないといけないだろう。
小学生のとき、姉に連れられて西武球場に西武―近鉄戦を見にいった。夏の晴れた日のナイトゲームでさわやかな空気だったのが印象に残っている。オープンエアの球場だとそういう良さはあると思う。試合はちょうど梨田さんが三振して終わった。
「わたしの幸せな結婚」第二期をバンダイチャンネルで視聴する。原作のストックは甘水編以降はまだたまっていないはずだから、三期はあるにしても当分先だろう。
二期のEDの美世、絶世の美女という訳ではないのだけど、和風の女の子らしい可愛らしさが上手く表現されている。旦那さまはああいうのが好みなのかもしれない。
「アン・シャーリー」第一話をバンダイチャンネルで視聴する。日アニ「赤毛のアン」、僕は大人になってから見たのだけど(※子供の頃は女の子が主人公の番組に興味がなかった)、アンが毎回何をやらかすかが楽しみだったりする。アンは真っ当に成長してやがて才気煥発なところを周囲に愛でられるといった風に変化していくのだけど。
「響け!ユーフォニアム3」をバンダイチャンネルで視聴する。本放送から約一年経過しての再視聴。配信版だとエンドカードは表示されていなかった。
途中で麗奈の主張が顧問は絶対で疑いをもつことすら許されないみたいに過激化する。内心の自由すら否定するがごときでまるでカルトのよう。北宇治のエース格である麗奈は自身の信条を正論として三年間貫き他者にもそれを厳しく求める訳だが、最後にそのスタンスが自分に跳ね返ってくる……といった展開となっている。
原作だと久美子の選択は滝先生リスペクトがベースということが明確に描かれているのだけど、アニメではそうでもないようだ。
「天久鷹央の推理カルテ」をバンダイチャンネルで視聴する。鷹央先生はいったい何歳なのだろう。能力・地位的には三十代半ばくらいかもしれないが、研修医時代から二年云々というセリフがあったのでアラサーくらいかもしれない。
樋口恭介『生活の印象』を読む。兎野卵氏のKindle本(随想集)で紹介されていたもの。樋口氏はSF作家らしいが、若い頃からTwitterにのめり込んで炎上を繰り返した。で、それに嫌気がさして日々生まれる断章を河岸を変えてGoogleドキュメントに綴っている……といった経緯らしい。
面白いと思ったのは作家の佐川恭一氏のエピソード。佐川氏はプロの作家であるが、公募コンクールへの投稿も続けているとのこと。作風もあって一次か二次で落ちてしまうらしいが、構わず続けている。無駄になる原稿なのだが、それでも書き続ける姿勢がパンクなのだ……といったところだろうか。
僕自身はパンクはよく知らない。最低ゆえに最高となる。転倒である。
……僕がTwitterのアカウントを取得したのは2010年、サービスの存在が知られるようになって二、三年といった頃合いだった。なのでアーリーアダプターという訳でもない。それから長らく使っていなかった。どう使えばいいかよく分からなかったから。まともに使うようになったのは去年から。今は距離を置かなければ……と考えている。ネットの世界で数字を追求するようになると、手応えのある人ならともかく、そうでもない人間が必死になることはないと考えている。
<追記>
樋口氏はディスコードで自分の「部屋」を運営する方向性に行っているようだ。部屋なら自分の意思で統制が効くかららしい。昔の個人運営のホームページには大抵の場合掲示板が設置してあって交流が見られたのだけど、掲示板という仕組みはスパムにからきし弱くやがて廃れていった。SNSがその受け皿となったという見方もできるか。ただ、ホームページの時代から大幅にユーザー数が増え、有名人だと見知らぬ人に絡まれることも増えたようだ。
「ひげを剃る。そして女子高生を拾う。」第一話をバンダイチャンネルで視聴する。このシチュエーションを実際に行うと誘拐で逮捕される事案となる。ヒロインの出身地は北海道。僕がもし子持ちの親ならあそこは絶対に避けたい。おそらく作者もそういうことは知っていてそういう設定にしたのだろう。