ロードムービー調の淡々とした展開――シビル・ウォー
映画「シビル・ウォー アメリカ最後の日」をAmazon Prime Videoで視聴する。トレーラー映像は劇場で見た記憶があるが、引っ越しもあって今回ようやく見ることができた。
予告編では派手なドンパチをやるのかなと予想していたのだが、実際にはロードムービー調の淡々とした展開だった。合衆国と分離独立派とで内戦状態に陥った米国で従軍記者が旅の途中で見たものは……といったところだろうか。
ちょうど今、米国の政界は政権交代もあって大混乱に陥っている。不謹慎だが、内容的にはタイミングがよかったと言えるかもしれない。ということは以前から米国の分断を肌で感じ取っている人たちが増えてきていたということなのだろう。まあ、南北戦争も過去にあった訳だし。
アニメやドラマだと特に気にならなかったのだけど、ノートパソコンの15~6インチほどの画面で映画を視聴すると一抹の寂しさを覚える。これまで劇場で鑑賞できていたのは恵まれた立地に住んでいたからだと痛感する。
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