寄宿舎ものの魅力を知る――おちゃめなふたご クレア学院物語
「おちゃめなふたご クレア学院物語」を全話視聴する。両親の意向で全寮制の女子校であるクレア学院に入学することになった双子が当初は反発しつつも、次第に順応して友情を育んでいくお話。教育色が強いというか人によっては説教臭く感じるかもしれない。
パットとイザベルの父であるサリバン氏は弁護士だったか、ジェントルマンもしくはジェントリーといったクラスだろうか。将来、人を使う立場になる層だから上下関係や規律を厳しく叩きこまれる訳である。
原作は最終巻を除いて読んだはずだが、おそらく原作一巻のみのアニメ化と思われる。双子の従妹のアリスンは後に演劇に熱中するようになっていくが、それは描かれていない。グラディスはアニメでは学院の使用人だが原作では生徒だったと記憶している。
昔、どこかのホームページで読んだ(原作の)感想だと、恋愛要素をほとんど絡ませずに少女たちの物語を見事に描いていると評していた。
声優陣も豪華。重要な脇役であるキャサリンはクレヨンしんちゃんのミサエさんである。シェイラはセーラームーンの代役かつちびうさである。
ラクロスというスポーツはこの番組で知った人が多いかもしれない。僕もその一人。空中ホッケーとも称されたりするが、実際にはマウスピースをするなど激しい競技らしい。
本放送当時は新入社員で、週末に工場実習を終えて寮に戻らず(横浜での)自宅に戻ってたまたまテレビをつけたところやっていたのを見た……という流れ。確か馬小屋が火事になる回だった。結構後半である。それから何となく視聴するようになっていった。夏になって関西に出向となって引っ越ししたのだけど、ちょうど夏休み期間中で一気放送をやっていた。それも途中からの視聴だった。
再視聴して、ルイス先生の登場は意外と遅いのだなと思った。歴史担当のケネディ先生と入れ替わりで登場するのだけど、存在感が強いので、もっと前からいるものと思っていた。
本放送は確か土曜日の夕方6時半開始で、巨人戦で延期となることが多かったらしい。全26話と2クール分の話数だけど、放送期間はもっと長くやっていた。当時のアニメ雑誌のコラムによると「放送は終了したのですか?」という問い合わせがあったとのこと。その分、スケジュールの余裕をとることはできたらしい。
数年前にMXテレビで再放送されたのでデジタルリマスターは済ませているものと思われる。DVDなどの映像パッケージ化はされていないが、再放送ないし動画配信サイトでの配信は見込めるのではないか。
「おちゃめなふたご」の次が「わたしとわたし」で双子ものが続いた。もう一作何か双子ものの名作があれば双子三部作と呼ばれたかもしれない。
……この作品で寄宿舎ものの魅力を知り、その流れで後に紺野キタ「ひみつの階段」を手にとることに繋がっていった。
| 固定リンク
「アニメ」カテゴリの記事
- 犬と狼――違国日記(2026.04.04)
- 東西がよかった――正反対な君と僕(2026.04.02)
- 第三期は黄金郷編とのこと――葬送のフリーレン(2026.03.29)
- 無自覚な美人――綺麗にしてもらえますか。(2026.03.27)
- 四期で完結か――推しの子(2026.03.27)
「ちょっと古めの作品」カテゴリの記事
- 今回は調子悪し(2025.05.16)
- シュワルツの力はタマなしには効かないのか――スペースボール(2025.05.04)
- デジタルリマスターされた映像は見易いと感じる――「おちゃめなふたご クレア学院物語」MXテレビ再放送録画分をみる(2025.04.20)
- 可愛いのは愛ちゃんだが、つき合うなら美雪ちゃんか――下級生(2025.04.14)
- 旧作OVAをみる――らんま1/2(2025.03.27)
「おちゃめ・わたわた」カテゴリの記事
- デジタルリマスターされた映像は見易いと感じる――「おちゃめなふたご クレア学院物語」MXテレビ再放送録画分をみる(2025.04.20)
- ネロ役は林原めぐみさん――フランダースの犬 ぼくのパトラッシュ(2025.02.22)
- 寄宿舎ものの魅力を知る――おちゃめなふたご クレア学院物語(2025.02.09)
- セルビデオ未収録回があった――フランダースの犬 ぼくのパトラッシュ(2025.02.05)
- 長年の懸案事項:幻の作品を鑑賞する――わたしとわたし ふたりのロッテ(2025.01.30)
この記事へのコメントは終了しました。


コメント