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2025年2月

2025年2月28日 (金)

御大の気力次第か――聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話

車田正美『聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話』最終巻を読む。星矢たちの物語はまだ続くが、車田先生にその気力があるか……といったところだろうか。

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2025年2月27日 (木)

OVAを視聴する

「同級生 夏の終わりに」全四巻「河原崎家の一族」前篇「野々村病院の人々」前後篇のセルビデオを見る。要するに昔懐かしのエロゲをOVA化したもの。河原崎家はなぜか後篇を買っていなかった。今となっては理由が思い出せない。単に買いそびれただけだと思うが。

僕がプレイしていた頃はまだそこまでテキストが長大化してなかったと思う。その後、文庫本で数冊分、数十万字くらいのボリュームが当たり前となったそうだ。そこまで長大化せずともサクッとプレイ完了できるスタイルでもいいのではないかとも思うが。

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2025年2月26日 (水)

再評価すべき真っ当な冒険譚――大草原の小さな天使 ブッシュベイビー

「大草原の小さな天使 ブッシュベイビー」総集編のビデオを見る。一巻あたり95分ほどなので、4.5話くらいのボリュームか。全四巻で16~18話分くらいのボリュームに再編集されている。

数年前にバンダイチャンネルで通して視聴したのだけど、改めて見返してみて、東アフリカの大自然を背景にした少女の冒険譚としてよく出来ているという印象。舞台はケニア。植民地支配から独立したばかりで、支配層だった白人たちは追い出されていくことになる。野生動物を軸に野生動物保護官と密猟者との対立、支配者であった白人と被支配者であった黒人の対立図式が物語の中に織り込まれている。基本的にはヒロインであるジャッキーが母を亡くした赤ん坊のガラゴ(ブッシュベイビー)を兄から譲ってもらったところから始まる。

原作ではマーフォーはイギリスに渡る結末だったので、アニメでは大幅に改変されたストーリーとなっている。トラブルメーカーのミッキーは実は原作ではジャッキーの弟だったりする。冒険の旅に出たジャッキーを守護するのは軍人出身で野生動物保護官であるジャッキーの父の助手を務めるカンバ族出身のテンボ。ジャッキーの父をリスペクトしており、ジャッキーに対しては「お嬢さん」といった立場を崩さない。

名劇後期の作品だとロミオなんかの人気が高いけど、ブッシュベイビーももっと評価されていい作品かもしれない。原作ありとはいえ、現実世界で現地の習俗や気候、生態系、社会問題などを織り込んだ真っ当な冒険譚を構築・展開しているので、ファンタジー系の創作を志す人は参考までに見てもいいかもしれない。

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2025年2月24日 (月)

再読する――兎野卵:『TXT01』~『TXT05』

兎野卵というKindle作家の創作に関する随想集『TXT01』~『TXT05』までを再読する。約70万字の大ボリューム。

兎野氏は漫画で商業誌に掲載された経験がある。連載には至らなかったそうだが、短編を収録した単行本は刊行されており、れっきとした商業作家である。ただ、現在は成功を目指す競争のステージからは下りていると明言している。

現在ならアプリで連載という形式も普及して、そこからヒット作も出てきているので、時代のめぐり合わせが悪かった面もあるかもしれない。

一気に読み返して思ったが、著者氏は突出こそしていないかもしれないが、結構なハイスペックの持ち主なのである。一流大学の建築科を出ている。建築科ではデッサン必須だろう。絵に対する技能は高いと推測される。デジタルの描画ツールも問題なく使いこなせるだろう。一眼レフを所有しており、そちら方面の知識とスキルもある。写真趣味があるということは、作画のための資料収集の側面もあるかもしれないが、外出する動機も持ち合わせている。音楽についても、楽器が弾け作曲もできるそうだ。文章についても自己を客観視できており、中庸さを維持するよう自己抑制しつつ、大量にアウトプットし続けている。背景にある知識量も相当なものと推測される。プログラミングもできるらしい。料理もできる。マルチな才能とまではいかなくとも、並みの人よりできる幅が広い。現代社会で有利なスキルは十分以上に持ち合わせている。現在は都市に在住しているそうだが、実家は別にあるらしい。そこが田舎なのかまでは分からない。単に関西圏というだけかもしれない。

著者氏の目下の悩みは、自身で納得のいく作品が描けていないことのようだ。何か欠落がありそれが原因ではないかと考えているのかもしれない。生涯のモチーフ、人生の杖、メタファーといったキーワードがそれらを示唆している。そういった指針となるものを渇望している。

非才の僕からすると、むしろ才能、スキル、知見、人脈とも他人より恵まれている。使いこなせるツールもあるし、インドア派ではあるもののアウトドアにも出かけている。思いつく限りの要素を考慮し、自身でほぼ解答にたどり着いている。穴となっているジャンルはあるかもしれないが、それは誰にでもあることで問題とはならないだろう。

こうなると運か偶然の要素が大きいのかもしれないが、運を引き寄せるための努力も欠かしていないようだ。これ以上何をすればいいのかと傍目からも思う。

むしろ、本人の資質と人生の指針となるメタファーが上手くマッチすることが稀なのかもしれない。ちなみに、偶然は案外馬鹿にならない。

創作の才能とハイスペックさにどこまで相関関係があるのか。ある程度はありそうだが、強い相関関係ではないのかもしれない。僕の義兄は専業の漫画原作者/小説家で、マイナー誌ではあるが週刊連載1000回を達成した。そういう意味で代表作はある。だが、特にハイスペックという訳ではない。

また、義兄は漫画原作では医療ものを書いていたのだが、現在は時代小説にシフトしつつある。これは本人が歴史好きだからだが、時代小説は年配の作者でも読者に受容され易いという理由もあるだろう。人生のステージに応じてジャンルをシフトしていくことも時に必要だろう。

<追記>
ルーチンワーク、
・ルーチンワークに落とし込むことで手順を確立させる
・ルーチンワーク化させる過程で努力していることを意識させなくなる
……といった方向性にもっていける。その過程で試行錯誤することでTipsというかちょっとしたノウハウが身についていくし、漠然とした想いが浮かび、それを膨らませていくことも場合によってはできる。

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2025年2月22日 (土)

ネロ役は林原めぐみさん――フランダースの犬 ぼくのパトラッシュ

「フランダースの犬 ぼくのパトラッシュ」を通して視聴する。ただし、22話と24話は未視聴。フランダースの犬は名劇版があまりにも有名過ぎて、こちらの東京ムービー新社(現トムス)版は陰に隠れてしまった形となっている。映像パッケージは本放送当時発売されたセルビデオのみのようだ。ひょっとするとデジタルリマスターもまだされていないかもしれない。再放送にも恵まれていないようだ。

「おちゃめなふたご」と「わたしとわたし」がヴィヴィッドな作風だったのに対して、この作品、何と略すのか、ぼくパトとでもしようか、抑制されたトーンの展開である。ネロが天に召されるシーンも静かに淡々と描写されている。

名劇版に比べれば半分くらいの話数だろうか。名劇版を見たのもかなり昔なので正確に比較はできないが、あちらはホームドラマ的要素もあったのかなと思う。

隣のヌレットおばさん(名劇ではどういう名前か忘れた)が飼っているアヒルかガチョウか分からないが、哺乳類並みの知性を持つ水鳥が非常に上手く機能していたのだなと思う。ぼくパトではヌレットおばさんの描写はそこまで多くはない。

靴屋のボウマン(名劇ではどういう名前か忘れた)は名劇版よりも悪辣な印象。ただ、ああいう人格だと周囲の村人から疎んじられて信用されないような気もする。

ヤンはガキ大将だが、割といい奴。オリジナルキャラか。フィリップもおそらくオリジナルキャラ。アロアの母の名はイベットだった。島本須美さんが声を当てている。名劇版ではエリーナだったか。

ネロの声を当てているのは林原めぐみさん。アロアは冬馬由美さんが声を当てている。

原作小説は実は中編程度のボリュームに過ぎない。原作のネロは14~15歳くらいだったか。だから、コゼツはアロアとの仲を心配する訳である。名劇版では小学校高学年、ぼくパトのネロは小学校中学年くらいのイメージだろうか。おそらく視聴者に合わせて年齢を引き下げたものと思われる。

原作のネロはいつか自分の描いた絵を同じ重さの銀と同じ値打ちにしてみせると野心を抱いている。対して、アニメのネロはそういった野心は持ち合わせていない。純粋に絵を描くことが好きな素直な少年として描かれている。

ぼくパトのパトラッシュはグレーの毛色の大型犬である。これは実際にベルギーで労役に従事していた犬種を元にしたデザインだそうだ。

テレビアニメとしては作画はハイレベルで、今の若い人が見ても違和感を覚えないのではないか。これも幻の作品と言えなくもない。権利上の障害はなさそうだから、そのうち動画配信サイトなどで視聴可能となるかもしれない。

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2025年2月17日 (月)

おそらく二次創作で散々やられてきたことだろうけれど

「機動戦士 Gundam GQuuuuuuX -Beginning-」を見る。「そうきたか!」はこういうことかと思う。そこはかとなくボトムズっぽさも感じる。確かにまっさらな状態で見た方が楽しめる。とはいえ、SNS経由でないと存在に気づかなかっただろうし、難しいところだ。

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2025年2月14日 (金)

バレンタインデー恒例の視聴――「氷菓」手作りチョコレート事件

バレンタインデーなので、「氷菓」手作りチョコレート事件の回をバンダイチャンネルで視聴する。

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2025年2月 9日 (日)

寄宿舎ものの魅力を知る――おちゃめなふたご クレア学院物語

「おちゃめなふたご クレア学院物語」を全話視聴する。両親の意向で全寮制の女子校であるクレア学院に入学することになった双子が当初は反発しつつも、次第に順応して友情を育んでいくお話。教育色が強いというか人によっては説教臭く感じるかもしれない。

パットとイザベルの父であるサリバン氏は弁護士だったか、ジェントルマンもしくはジェントリーといったクラスだろうか。将来、人を使う立場になる層だから上下関係や規律を厳しく叩きこまれる訳である。

原作は最終巻を除いて読んだはずだが、おそらく原作一巻のみのアニメ化と思われる。双子の従妹のアリスンは後に演劇に熱中するようになっていくが、それは描かれていない。グラディスはアニメでは学院の使用人だが原作では生徒だったと記憶している。

昔、どこかのホームページで読んだ(原作の)感想だと、恋愛要素をほとんど絡ませずに少女たちの物語を見事に描いていると評していた。

声優陣も豪華。重要な脇役であるキャサリンはクレヨンしんちゃんのミサエさんである。シェイラはセーラームーンの代役かつちびうさである。

ラクロスというスポーツはこの番組で知った人が多いかもしれない。僕もその一人。空中ホッケーとも称されたりするが、実際にはマウスピースをするなど激しい競技らしい。

本放送当時は新入社員で、週末に工場実習を終えて寮に戻らず(横浜での)自宅に戻ってたまたまテレビをつけたところやっていたのを見た……という流れ。確か馬小屋が火事になる回だった。結構後半である。それから何となく視聴するようになっていった。夏になって関西に出向となって引っ越ししたのだけど、ちょうど夏休み期間中で一気放送をやっていた。それも途中からの視聴だった。

再視聴して、ルイス先生の登場は意外と遅いのだなと思った。歴史担当のケネディ先生と入れ替わりで登場するのだけど、存在感が強いので、もっと前からいるものと思っていた。

本放送は確か土曜日の夕方6時半開始で、巨人戦で延期となることが多かったらしい。全26話と2クール分の話数だけど、放送期間はもっと長くやっていた。当時のアニメ雑誌のコラムによると「放送は終了したのですか?」という問い合わせがあったとのこと。その分、スケジュールの余裕をとることはできたらしい。

数年前にMXテレビで再放送されたのでデジタルリマスターは済ませているものと思われる。DVDなどの映像パッケージ化はされていないが、再放送ないし動画配信サイトでの配信は見込めるのではないか。

「おちゃめなふたご」の次が「わたしとわたし」で双子ものが続いた。もう一作何か双子ものの名作があれば双子三部作と呼ばれたかもしれない。

……この作品で寄宿舎ものの魅力を知り、その流れで後に紺野キタ「ひみつの階段」を手にとることに繋がっていった。

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2025年2月 5日 (水)

セルビデオ未収録回があった――フランダースの犬 ぼくのパトラッシュ

「フランダースの犬 ぼくのパトラッシュ」、セルビデオの収録内容とWikipediaの情報を突き合わせると、22話と24話がビデオに収録されていないことが分かった。24話は本放送時の最終話なので、もしかしたら総集編的な回なのかもしれないが、22話はネロが生計の手段を失うエピソードと思われる。全26話なのだが、ビデオには24話分しか収録されていない。Wikipediaによると25話と26話は本放送時は未放映でセルビデオにのみ収録(※一部で再放送された地方局あり)とのこと。

全26話とのことだが、確かセルビデオには一巻あたり二話収録で12巻だったぞと思って確認してみたのだが、そういうことだった。

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2025年2月 1日 (土)

昔の名勝負をみる――長州vs鶴田戦

ジャンボ鶴田の試合を収録したセルビデオで長州vs鶴田戦をみる。60分フルタイム戦い抜いた試合で知られる。

長州力は最近「飛ぶぞ」の迷言で笑わせてくれたが、全盛期は超攻撃型のスタイルで日本人対決では滅法強かった。体格的にはそれほど大きくはなく、アマレスの猛者でもあったが、大型外国人選手に舐められた態度をとられることもあった。

技数はそれほど多くはなく、バックドロップで逆転、リキラリアートからサソリ固めという展開に持ち込むのが得意だった。という訳でリキラリアートかサソリ固めがフィニッシュホールドとなる訳である。ラリアートは一撃必殺の当身、サソリ固めはギブアップ狙いの締め技だが、これら説得力のある技の使い分けで試合に緩急をもたらしていた。プロレスの試合展開において緩急をつけるのは大事だと思う。

鶴田も長州もアマレスがベースにある人なので、立ってよし寝てよしというかスタンドからグラウンドへの展開がスムーズで、そういった点でお手本となるような試合展開である。……まあ、今は流れるような試合展開が観客受けして昔のアメプロのようなスタイルは支持されないのかもしれないけれども。

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