« 2024年12月 | トップページ | 2025年2月 »

2025年1月

2025年1月30日 (木)

長年の懸案事項:幻の作品を鑑賞する――わたしとわたし ふたりのロッテ

「わたしとわたし ふたりのロッテ」を全話視聴する。この作品、本放送後にセルビデオは販売されたものの、LDは発売されなかった。再放送はNHK BSで一度されたきりらしい。DVD化といったデジタルリマスターがなされた形跡もうかがえない。……といった訳で現在では幻の作品と化している。理由は分からない。実写版の映画のDVDは普通に発売されている。噂レベルならネットに書き込まれているが、裏付けがとれないので本当のところは分からない。

平成初期の作品だが、テレビアニメとしてはハイレベルな作画である(※音声はモノラルとのこと)。「おちゃめなふたご」「わたしとわたし」「ぼくのパトラッシュ」の三作は三井不動産の提供によるものだったか。僕も本放送時に見たのはおちゃめのみなので正確には知らない。当時の同人誌によると、三井のお偉いさんの孫娘さんに良質の作品を見せたいというところから始まった企画とのこと。

一応原作も読んでいる。二十数年ぶりに見返してみると、ロッテはまだ10歳なのに家事を完璧にこなしている。小さな主婦さんという愛称は原作にもあったか。またピアニストとしての将来を嘱望されてもいる。原作ではピアノをぎこちなく弾いているとあった。ロッテは完璧すぎるきらいがなきにしもあらずだが、ルイーゼは年頃の女の子らしく描かれている。

本放送当時はまだパソコン通信が主流の時代だった。当時のログを読むと、アニメの時代設定は1940年代で、戦争が起きなかった世界線かもしれないと考察されていたのだったか。パルフィー氏のモデルはマーラーだとか。

著作権が切れるのは20年後くらいらしい。僕はそこまで生きている気がしないので、今回長年の懸案事項を一つ処理できてよかった。20年後には再認知、再評価される流れとなるかもしれない。

| | コメント (0)

2025年1月23日 (木)

二周目はコメンタリーなし

「かつて魔法少女と悪は敵対していた。」をバンダイチャンネルで視聴する。二周目はコメンタリーなしのバージョン。このお話の続きは永遠にみることができない。残念だが、それがいいのかもしれない。

| | コメント (0)

2025年1月21日 (火)

再配信されていたので見る

NHK「べらぼう」第一話と第二話をNHK+で視聴する。去年「光る君へ」を見て、週一とはいえ一時間ドラマを一年間追い続けるのは結構しんどいと感じて見るか見るまいか逡巡している内に機会を失っていた。たまたま画面を開いたら一話と二話が再配信していたのでこれ幸いと視聴する。

当時浜田藩主だったかまでは分からないが、松平康福も老中としてちらっと登場していた。

老化もあると思うが、映像と音声を同時に処理するのがしんどくなっているのかもしれない。若い頃からニュース番組の音声を消して映像だけ見るなんてことをしたりもしていた。

NHKオンデマンドに加入してもいいのだけど、何年か前に加入した際、そのときはまだADSL回線でHD動画が視聴できなかったため即解約した経緯がある。

| | コメント (0)

2025年1月18日 (土)

正常に再生されてホッとする

「わたしとわたし ふたりのロッテ」第一話から四話までを鑑賞する。ロッテを見るのは今世紀になってからは初めてだろうか。30年以上前のテープなので劣化していないか不安だったが、わずかな乱れはあったもののほぼ正常に見ることができた。残りのテープも劣化していないといいが。

| | コメント (0)

2025年1月14日 (火)

美学は詩作からはじまった

「花は咲く、修羅の如く」第一話をバンダイチャンネルで視聴する。バウムガルテン『美学』という本を読んだことがある。晦渋な文体で書かれているため内容はさっぱり理解していない。細かいところまで念入りに説明する意図は感じられてむしろ親切さすら感じるのだけど。で、主に詩作について書かれているのだけど、後でそういった詩について論じられた文章というものは朗読を前提としていると知って腑に落ちた気がした。

| | コメント (0)

2025年1月11日 (土)

ハッピーウェディング

若木民喜『結婚するって、本当ですか』を読了する。電子書籍版。アニメの続きが読みたくて買ったもの。アニメはちょうどきりのいいところで締めくくっていたのだなと思う。本城寺さんの横顔が何となく「めぞん一刻」の響子さんを連想させるというか、そういう可愛らしさがあったような気がする。アニメは声をあてた早見さんの力が大きいと思う。

「結婚しませんか?」と不意に持ち掛けた時点で本城寺さんは大原君のことが無意識的に好きだったのかもしれない。

| | コメント (0)

2025年1月 6日 (月)

デジタル化の良い面

「NHKスペシャル 新ジャポニズム 第1集MANGA わたしを解き放つ物語」をNHK+で見る。ネットによる動画のオンデマンド配信サービスの普及で日本のアニメはようやく海外から製作資金を回収するフェーズに入ったようだ。今はタブレットがあれば漫画は制作できるようで、海外の人も漫画を描くようになっていた。紙はまだしもスクリーントーンとかアナログの時代だとこうはいかなかっただろう。……何気に進撃の巨人のネタバレを喰らう。

| | コメント (0)

一枚の写真で飛躍的に知名度を上げたとのこと

「プロフェッショナル 橋本環奈スペシャル」をNHK+で視聴する。推しの子のモデルとも言われている人なので見てみる。SNSでバズったとされる写真は確かに印象的で魅力的な写りだった。

| | コメント (0)

2025年1月 5日 (日)

今年は能登半島復興応援

「孤独のグルメ2024大晦日スペシャル 太平洋から日本海 五郎、北へ あの人たちの所まで。」をTVerで視聴する。ゴローさんは毎年年末に急な仕事が舞い込んできて断り切れないという展開となる。今回は能登半島の復興の応援という狙いもあるようだ。まあ、よくよく考えたら、大事なイベントの輸送を個人の伝手で手配するとかまずないだろうけど。

| | コメント (0)

2025年1月 4日 (土)

総集編・後編を視聴する

「虎に翼 総集編 後編」をNHK+で視聴する。前編は数か月前に視聴したのだけど、確かナレーション主体で話を進める感じだったと記憶している。後半は普通の総集編といった感じなので、もしかして……と思ったが、わざわざ作り直すという二度手間をかけることもないだろう。

冒頭、どこの世界にも一将功なりて万骨枯るな人はいるのだなと思う。

| | コメント (0)

2025年1月 3日 (金)

新EDは雛が主体

「アオのハコ」第2クール、新EDは雛が主体であった。千夏と雛、どちらとくっつくか先の展開は知らないので、雛が猛追するのかもしれない。雛が舞っているのは絵になる。

| | コメント (0)

全12話?

「君は冥土様。」は全12話なのだろうか。何となく続きのありそうな終わり方だったけど。見ていて思ったのは「まほろまてぃっく」を連想させるところ。無敵のメイドさんが独り暮らしの男の子の許にやってきて同居生活をはじめるというシチュエーションはほぼ同じである。あれを見て、妄想世界だけど、尽くしてくれるきれいな娘さんがいるのも悪くないと思ったりした。

| | コメント (0)

2025年1月 1日 (水)

元旦に「あきましておめでとう」を見る

元旦なので、「氷菓」第20話「あきましておめでとう」をバンダイチャンネルで視聴。今見ても劇場でそのまま流せそうなクオリティ。高山には出張で行ったことはあるが、ホテルと仕事場を行き来したのみ。

| | コメント (0)

身体を張った笑い――学生プロレス

「輝けニッポンの恥! これが学生プロレスだ!!」というビデオを見る。1993年頃のものらしい。二十数年ぶりくらいで見たことになるか。

コミックマッチは面白くて、パンツドライバー、欽ちゃんキック、太極拳式パワーボム、太極拳式ジャーマンスープレックスホールド、タイツを脱がして吊り天井といった技が笑いを誘う。

大技も結構出る。体格的には一般人と変わらない学生たちなので一歩間違えば大怪我なのだが。実況で保険に入っていないと言っていた。あの頃はリング禍がまだ起きてなかったということもあったかもしれない。

身体能力の高い人もいて、場外へのトペ・コンヒーロといった飛び技を繰り出したりもしていた。あれは相手が受けてくれることが前提の技で、スカされたら無事着地できるのやら。

……身体を張った笑い、という観点で評価したい。

| | コメント (0)

« 2024年12月 | トップページ | 2025年2月 »