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2024年12月

2024年12月31日 (火)

今年は出すだけ出しました

今年は創作関連の裏名義で電子書籍を多数セルフ出版した年でした。まあ、キワモノ揃いですが……。来年はそれらのペーパーバック化に取り組みたいと考えています。ただ、脚本形式の作品が多く、改行をどうしようかと考えています。実際にやってみないと感覚がつかめないのですが、B5形式にして30字くらいで改行といったところだろうかくらいの見通しです。これは全くの未定です。

11月中旬に島根にUターンしましたので、最寄りの映画館まで車で一時間くらいかかる環境となりました。横浜のときのようには気軽に映画館に足を運べなくなりました。おそらくネット配信での視聴が主体となるでしょう。ただ、二時間途切れずに視聴できるか怪しいですが。

それでは、よいお年を。

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2024年12月30日 (月)

また一人、ウルトラの星に還る

作曲家の冬木透氏がお亡くなりになられたとの報道が。僕はおそらく幼児の頃から冬木先生が作曲した音楽を聴いていたはずで、そういう意味では初めて耳にした音楽に近いかもしれない。昭和の特撮音楽を手掛けた高名な作曲家は他にもいるが、その中でも流麗なメロディを得意とされていたのではなかろうか。

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二周目を視聴完了

「結婚するって、本当ですか」をバンダイチャンネルで二周目の視聴。昔、神保町の三省堂書店本店に東京湾を逆さにした地図が掲示されていて面白いなと思ったことがある。原作漫画は9巻までたどり着いたところ。アニメより実写化が早かったのは知らなかった。

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マガジンの美少女枠

「甘神さんちの縁結び」第13話までをバンダイチャンネルで視聴する。2クール作品らしい。京都の神社が舞台だが、観光地化されていない神社は地元の人たちにとっては貴重なのではなかろうか。僕はマガジンは購読したことがなかったと思うが、マガジンには昔から美少女枠みたいな作品は連載され続けているようだ。

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格段に購買意欲をそそるように変化している――『いみぎむる ART WORKS fruits』

いみぎむる『いみぎむる ART WORKS fruits』の電子書籍版を読む。僕は詳しくないのでアレだが、おそらく『この美術部には問題がある!』からのイラストが主体だと思う。思うに、美術部の後で『リコリス・リコイル』や『負けヒロインが多すぎる!』のキャラクターデザインを手掛けられたのだろうけれど、リコリコやマケインのキャラデザは「これが欲しい」と購買意欲をそそるデザインとなっている。画風そのものにはほとんど変化は見られない。何が違うのか分からないのだが、ある意味格段の進歩を遂げている。今や現代日本のサブカル方面をリードするイラストレーターの一人と言っていいだろう。

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2024年12月26日 (木)

ブルーレイが届く

舞台リコリス・リコイル:ブルーレイ二枚

舞台リコリス・リコイルのブルーレイ2枚が届きました。後編は東京ドームシティで実見したのですが、四階層くらいでしたか、立体的な舞台であちこちに出入口があってキャストの目まぐるしい出入りで場面転換が表現されていて、舞台裏はどうなっているのだろう? と見ていて思いました。ステージングというのでしょうか、楽しい舞台でした。通路側の席だったので、千束が脇を駆け抜けていくサプライズもありました。

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2024年12月22日 (日)

脇の登場人物にスポットライトを当てる構成

「それぞれの孤独のグルメ」をTVerで視聴する。映画の宣伝で製作されたのだろう。主演の松重さんのスケジュールの確保が難しかったのかもしれない。その分、脇の登場人物にスポットライトを当てる構成となっている。「孤独のグルメ」ではゴローさんが一度に二人前、三人前と食べるのが常だったので、その負担を減らす意味合いもあるかもしれない。

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2024年12月20日 (金)

ここから先の展開が楽しみ

「結婚するって、本当ですか」をバンダイチャンネルで視聴する。原作を確認したところ、6巻の前半くらいまでがアニメ化されているようだ。そこから先は未読。原作漫画は既に全巻購入済なので、この先が楽しみ。

原作者のXのアカウントではスイーツの写真の投稿が多いので女性漫画家だろうか。一人称は僕だったが。

今季のアニメで気に入ったのは、「結婚するって、本当ですか」と「アオのハコ」。どちらもアニメ放送開始前は存在を知らなかった。

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2024年12月18日 (水)

また転生するのだろうか

「推しの子」第16巻を読む。最終巻。転生ものの要素を含む芸能界を舞台にしたサスペンス劇。ジャンプ+で既に読んではいたのだが、今回はKindle Paperwhiteでまとめて読んだので画面が大きい分、話は分かりやすかった。

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2024年12月15日 (日)

一時間ドラマを一年間追いかけるのは大変だった

NHK「光る君へ」最終回をNHK+でみる。一時間ドラマを一年間追いかけるのは大変だった。歴史の大嘘を楽しむ趣向の作品と思うのだが、ドラマのまひろだと光源氏は一途で情熱的な恋愛をしそうだなという印象。

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2024年12月14日 (土)

伝説は健在であった

「それぞれの孤独のグルメ」第11話をTVerで見る。今回はポップな絵柄と連載をしばしば落とすことで伝説的な実在の漫画家が登場、その連載を若手女性編集者が担当することになったが……というお話。連載を落とすのは僕が若かった頃から有名な話だったのだけど、伝説は現在でも健在であったという話。才能が枯渇したとかではなく、現在も画業を生業とされている訳だから、それはそれで幸せな話だ。

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被写体がいる若人はいいなあ……

「2.5次元の誘惑」第一期をバンダイチャンネルで視聴する。この作品、ジャンプ系だと知って驚いた。作風的にマガジン系っぽいと先入観があったためである。

僕自身は人物撮影はほとんど行わないため、ポートレート用のレンズは所有していない。つまり、被写体がいないという悲しい現実。

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2024年12月13日 (金)

膝かっくんは腹がたつ

「アオのハコ」第11話をバンダイチャンネルで視聴する。大喜は雛とつき合った方がいいんじゃないのと思う。何でも言い合える異性なんて弱者男性には望むべくもない存在だから。

千夏と雛との間で揺れ動きつつ、バドミントンのスポ根展開を描くという構想なのだろう。まあ、あの膝かっくんをやられると凄く腹がたつから雛はあれで損してるのかもしれない。

僕は左右の視力に差があって、シャトルが宙に浮くと距離感がなくなるので球技はまるでダメである。

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2024年12月 8日 (日)

中京は暴れ河の地域だが

「小市民シリーズ」第一期をバンダイチャンネルで視聴する。二周目。原作既読組なのだが、一気に見た方が理解しやすかった。夏場は引っ越しの準備で疲弊しきっていたというのもあるかもしれないが。

基本的には会話劇なので、随時、岐阜の風景が心象風景として挿入される。

……小佐内さんを怒らせたらどんな復讐をされるか分かったものではないから、彼女と交際しようとするのは余程奇特な人間だろう。

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2024年12月 7日 (土)

フェイク(偽物)に対するアンサー(ネタバレあり)――らーめん再遊記

「らーめん再遊記」(久部緑郎・河合単)を電子書籍版で最新巻まで読む。作中のセリフで芹沢の年齢が50代であることが分かる。芹沢というか原作者の趣味だろうが、どう考えても僕と同じくらいの世代としか思えなかったので得心がいく。漫画なので見た目は少し若く描かれているような印象はある。当初40代くらいの年齢だと思っていた。

……以下ネタバレあり。

 

 

 

 

 

10巻に「現代の大衆文化において、どうして偽物のほうが大きな人気を獲得するケースが多いのか?」というセリフがあった。偽物には「フェイク」とルビが振ってある。これがこの作品の核心的なテーマだろう。

例として挙げられている一つがプロレス。格闘技のフェイクと位置づけられている。実際、オリンピックなどで柔道やレスリングの試合を見れば分かるが、一瞬も気を抜けない展開で勝負は一瞬でつく。テレビだとクローズアップされた画像がスローモーションで再生されるから何が起きたのか分かるが、それが無かったら、僕のような動体視力の低い人間には何が起きているか分からないかもしれない。プロレスは本来は間をとって技を大きくゆっくりと見せるものなのである。技を受ける方も無理に逆らわない。逆らうと逆に怪我をするリスクが高まるのである。

90年代に総合格闘技が台頭してきて、プロレスラーはその当て馬にされた。惨敗したレスラーも多かった。そんな訳で失望して去ったファンも多かったのではないかと思うが、その後、プロレスはエンタメ路線に舵を切って何とか生き延びている。僕の世代からすると、「ストロングスタイルvsショーマンスタイル」の不毛で空虚な論争は何だったのだという想いはあるが。

で、芹沢はその疑問に対する考察として「そのジャンルがもっとも活性化し人気が更に拡大するのは、そうした偽物から脱皮し本物になろうとあがく過渡期にあるんじゃないかということだ。」というセリフを持ち出す。そして過去に遡ってしまうが、「才遊記」のラストで芹沢は「ラーメンとは…フェイクから真実を生み出そうとする情熱そのものです。」と一旦結論づける。「再遊記」では、その芹沢が自身を時代に追い越された人間と認識し悩みはじめるところから始まる。

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2024年12月 2日 (月)

原画だと画力が圧倒的なことが一目瞭然――安彦良和展

島根県益田市のグラントワの石見美術館で開催中の安彦良和展と山根公利展、最終日に滑り込む。

まずは山根展から見たが、メカデザイン主体ということもあって工芸的な美しさだった。江津工業機械科を卒業された後、アニメ専門学校を経てアニメーターとなったという来歴で、そういった背景が実際に稼働しそうなディテールとして表れているのかもしれない。

安彦展では、安彦氏が弘前大学の西洋史学科の学生だったが、学生運動で責任を負わされ大学を追われて上京し、虫プロに拾われたということを知る。歴史ものを得意とするのはそういう背景があってのことと知る。少年時代のノートも数点展示されていたが、その時点で本職並みの出来であった。

原画だと画力が圧倒的なことが一目瞭然だった。コンテのさらっとした絵ですら画力の高さが感じられる。老若男女で魅力的なキャラクターを造形するデザイン力の高さ。メカも描ける。そしてその絵を躍動させるアニメーターとしての高い技量。RX-78ガンダムの放つ躍動感は当時はメカデザインに曖昧な部分があったということもあるが、現在でもずば抜けている。そして圧倒的な画力だけでなく、スケールの大きな物語を構想する能力も持ち合わせている(※反面、殺伐とした作風だけでなく家族もの的な構想もあったことが展示されている)。ご高齢となった現在でも画力に衰えが見られないのも凄い。

グラントワに入ったのは午後0時前だったが、見終えたのは3時過ぎだった。三時間近く鑑賞していたことになる。体調に不安もあってというか疲労が抜けなくて最終日まで延ばしていたのだが、やはり山根展の時点で気分が悪くなった。長椅子はあったので休憩しながら鑑賞する。安彦展は会場を二か所使用する大規模な展示で、これでようやく見終わったと思ったら、第二会場に続くとあって、さすがにそこで一旦休憩した。

鑑賞後はレストランでケーキセットを注文して休憩し、午後4時前にグラントワを出る。

グラントワは富野由悠季展以来二度目。島根にUターンしたから今回来れた訳である。

山陰道は浜田―三隅間は開通済み。三保三隅駅の辺りまで。そこから益田市街までは20㎞ほど。国道9号線は起伏が激しい。令和7年度中に三隅―益田間も開通する予定とのことで、開通したら運転がだいぶ楽になるだろう。

グラントワ・中庭
駐車場から見たグラントワ
企画展の本と特典のポストカード

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