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2013年2月16日 (土)

中国地方にコンテンツ産業は根づくか?

平成18年度中国地域におけるアニメ等コンテンツを活用した地域振興方策調査(※PDFファイル)
http://www.chugoku.meti.go.jp/research/sangyoshinkou/h18fyanime_report.pdf
経済産業省 中国経済産業局

ちょっと古い資料だけど、129ページもあるレポート。

>島耕作バス(山口県岩国市)

活用事例にこんなのがあって笑ってしまった。

芸術性寄りの「広島国際アニメーションフェスティバル」と商業性重視の「広島アニメーションビエンナーレ」とあって交互に開催、芸術性と商業性の融合を模索中らしい。

ざっと読んだのだけど、アート系アニメーションの常設展示場があればいいのにと思った(※古い資料なので現状は分かりません。麻生政権時代に構想され頓挫した国立メディア芸術総合センターがそうかもしれない)。

漫画・アニメといったコンテンツの発信元はどうしても首都圏に固まってしまう。一方、ゲームは地方でも発展する余地があるといったところだろうか。「ぷよぷよ」のコンパイルとか福岡のレベルファイブとか。大学の工学部に加えて高専にも有能な人材となりうる学生たちがいる。

僕の出身地だと「天然コケッコー」「砂時計」が漫画から映画化された成功事例として取り上げられていた。ただ、島根県石見地方は交通の便が悪く(飛行機は一日一便)、加えて魅力的な景観は多々あるものの、道路事情も良くない(集落と集落を結ぶ道路なのにジャスト一車線しか無い地区も多々ある)のが難点としてあるだろう。

2013年3月末で鳥取道と松江道が全通した。鳥取は関西地方へ、出雲地方は広島・山口・北九州(数年後には尾道を経由して愛媛へと繋がる)方面へのアクセスが格段に良くなった。コンテンツ産業には直接関係ないけど、行き来しやすくなって人の交流が増えるとは思う。県外出身で学生時代を松江で過ごす人とか。

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