2018年10月20日 (土)

二巻は遠し――カグラ舞う!

ヤングキングアワーズ11月号を買う。佐藤両々「カグラ舞う!」が目当て。「カグラ舞う!」を知ったのはコミックスが発売されてから(コラムニストがFacebookで紹介していたのを偶々目にした)だったので何話か見逃しているのだけど、話はそれほど進んでいなかった。

作中、「塵輪(ジンリン)」という演目が紹介される。これは帯中津彦命(仲哀天皇)が新羅の国の悪鬼・塵輪を退治するという内容なのだけど、出典に当たる八幡宮縁起や八幡愚童訓では仲哀天皇と塵輪は相討ちになる。これは仲哀天皇が熊襲征伐中に流れ矢に当たって崩御したと日本書紀(一書に曰くと異伝としている)に由来するものと思われる。天皇と相討ちとなるキャラなんて他にいない。

読んでいて思ったのは、実際の神楽では、神二人が高速旋回するのが塵輪の見せどころなのだけど、四コマ漫画ではそのダイナミックさが表現できないというジレンマである。コマを統合すれば書けなくはないだろうけど、そうはしていなかった。平川哲弘「ヒマワリ」なら見せ場となっていただろう。

ネタバレになるが、瞳という女子キャラがいて、非常に内気な女の子なのだけど、面を被ると普通にしゃべられるというギャップがこの漫画の面白いところでもあるのだけど、今回の連載を見るに、裏事情があるようだ。なお「イサワ神楽団」が「イワサ神楽団」と誤植になっていた。

連載一回当たり8ページで、コミックスには一巻あたり18話掲載されるのだけど、月刊誌なので一年半待たないと次の巻が出ないという気長さだ。

|

2018年10月11日 (木)

ポップ調の写真

密かにライバル視しているサイトを閲覧。スマートホンで撮ったと思われる写真が添付されていた。色味がポップ調に誇張されている。肉眼で見るのと明らかに違う。いや、アスペクト比3:2で撮った(それなりのカメラのはず)と思われる写真もポップ調だ。差し替えたのか。

まあ、自分のところも古い写真はコンデジで撮った写真で、差し替える元気もないけれど。それはそのとき撮ったものだから、そこに意味はある。

サイトの管理主、どこの人だろうか。全国の神社を取り上げているけど、島根ローカルな神社への訪問も多数なのである。

|

鷲宮神社の神楽 2018年10月

鷲宮神社の神楽を見物。11月23・24日に名古屋で鷲宮中学校が神楽の全国大会に出場するとのこと。ググってみたが、それらしい情報はヒットしなかった。約30分かかる舞を13分に縮めてくれとの要請で考え中とのこと。

・天心一貫本末神楽歌催馬楽之段
・天神地祇感応納受之段
・五穀最上国家経営之段
・端神楽
・祓除清浄杓大麻之段
・端神楽
・磐戸照開諸神大喜之段
・端神楽
・祓除清浄杓大麻之段
・折紙の舞

鷲宮神社・土師一流催馬楽神楽・天心一貫本末神楽歌催馬楽之段
天心一貫本末神楽歌催馬楽之段
鷲宮神社・土師一流催馬楽神楽・天神地祇感応納受之段
天神地祇感応納受之段
鷲宮神社・土師一流催馬楽神楽・五穀最上国家経営之段
五穀最上国家経営之段
鷲宮神社・土師一流催馬楽神楽・五穀最上国家経営之段
五穀最上国家経営之段
鷲宮神社・土師一流催馬楽神楽・端神楽
端神楽
鷲宮神社・土師一流催馬楽神楽・祓除清浄杓大麻之段
祓除清浄杓大麻之段
鷲宮神社・土師一流催馬楽神楽・磐戸照開諸神大喜之段
磐戸照開諸神大喜之段
鷲宮神社・土師一流催馬楽神楽・磐戸照開諸神大喜之段
磐戸照開諸神大喜之段
鷲宮神社・土師一流催馬楽神楽・祓除清浄杓大麻之段
祓除清浄杓大麻之段
鷲宮神社・土師一流催馬楽神楽・折紙の舞
折紙の舞

今回舞われたのは以上。祓除清浄杓大麻之段を二回やっているのは子供の巫女さんと大人の巫女さんがいるため。

客席で一眼レフで撮るのはシャッター音が煩かったか。隣の人はペンタックスQ、リコーGX100、EOS-Mを使っていた。

鷲宮神社・鳥居跡
今年の夏に倒壊した鳥居の跡。

|

2018年10月 6日 (土)

岩手の郷土芸能を題材にした漫画――篠原ウミハル「鬼踊れ!!」

篠原ウミハル「鬼踊れ!!」(芳文社)という漫画を読む。東京のとある私立高校に教師として赴任した県(あがた)が新規設立の民俗芸能部の顧問に推され、岩手県の郷土芸能である鬼剣舞(おにけんばい)に挑む。唯一の部員(候補)であった紬(つむぎ)の他にも入部希望者が現れて……(本来、鬼剣舞は8人で舞う)という内容。鬼と呼んでいるが、本当は仏様なのだとか。まだ部員が集まった段階でこれからだけど、ゆくゆくは総文(文化系のインターハイ)を目指すようだ。実際に島根県の浜田商業が石見神楽で総文優勝した実績があるので、夢ではないだろう。

なぜ東京が舞台なのに岩手県の郷土芸能なのだろうと思ったら、作者は関西出身で、岩手県に旅行した際に岩手県の郷土芸能に触れたことがきっかけらしい。

芳文社ということで、萌え四コマ漫画だと思っていたら、普通のコマ割り形式だった。四コマ漫画誌でなく成年向けの週刊漫画timesに連載中とのことだった。

ここのところ、「舞え!KAGURA姫」や「ヒマワリ」「カグラ舞う!」など郷土芸能を題材としている作品がちらほらと見かけるようになった。何かそういう機運でもあるのだろうか。

|

2018年9月23日 (日)

恵比須と大蛇

「恵比須」と「大蛇」。島根県浜田市の三宮神社の定期公演。三隅の両谷社中の回。

恵比須様登場
恵比須様登場
釣り竿を手にした恵比須様
釣り竿を手にした恵比須様
うまい棒を撒く恵比須様
うまい棒を撒く恵比須様
鯛を釣り上げた恵比須様
鯛を釣り上げた恵比須様
須佐之男命
須佐之男命
毒酒を醸すアシナヅチとテナヅチ
毒酒を醸すアシナヅチとテナヅチ
発煙してずっこける
発煙してずっこける
須佐之男命と奇稲田姫
須佐之男命と奇稲田姫
オロチ登場
オロチ登場
オロチのフォーメーション1
オロチのフォーメーション1
オロチのフォーメーション2
オロチのフォーメーション2
オロチのフォーメーション3
オロチのフォーメーション3
毒酒を飲むオロチ
毒酒を飲むオロチ
オロチに巻かれる須佐之男命
オロチに巻かれる須佐之男命
オロチの首を刈る
オロチの首を刈る
オロチの喉を剣で刺す
オロチの喉を剣で刺す
最後の一頭の首を刈る
最後の一頭の首を刈る
三宮神社拝殿内部
三宮神社拝殿内部
提灯
提灯
石見神楽を生で見たのはン十年ぶり。間近で見たこともあったが、動画で見るのとは違って太鼓の迫力が違った。

パナソニックG3+12-35mmF2.8で撮影。

|

2018年9月18日 (火)

意外

匹見の三葛神楽の貴船をYoutubeで視聴。急調子のところは八調子と左程変わらない印象で激しい舞。もっと関東の里神楽的なゆったりとしたテンポだと思っていた。緩急をつけることができるので、表現の幅はむしろ広いのではないだろうか。

|

2018年9月17日 (月)

相模原市・亀ヶ池八幡宮の番田神代神楽.2018

17日に相模原市の亀ヶ池八幡宮で催された番田神代神楽を見学に行く。お神楽は午後3時からで、それまでは小学生の奉納剣道と何という名か分からないが、小学生の踊り(なぜか、おかめとひょっとこの仮面を付けている)と獅子舞があった。小学生の剣道はあっさり勝負がついて中々楽しかった。

神楽はまず三番叟と大黒様とおかめ/ひょっとこの両面舞で始まり(三番叟を“さんばそう”と読むのは知らなかった)、次に天の返し矢。高天原から遣わされた天若日子が大国主命に国譲りを迫るも下照姫に一目ぼれしてしまって、様子を見にきた雉を弓矢で射て、自身も射返されて死んでしまうという筋。悲劇的内容で神楽を終わりにするのでなく、次にタリ(どういう漢字をあてがうのか分からないが)というモドキがおかめと道で鉢合わせして、互いに譲らず滑稽な所作を繰り返すという明るい内容で締めた。関東の里神楽なので基本、黙劇なのだけど、マイクで解説しながらの上演となった。見たところ、おかめとモドキ役の人の所作がビシッと決まっていた。

塩で清める三番叟
塩で清める三番叟
福を撒く大黒様
福を撒く大黒様
大黒様とひょっとこと三番叟
大黒様とひょっとこと三番叟
大黒様とおかめと三番叟
大黒様とおかめと三番叟
大国主命
大国主命
下照姫と天若日子
下照姫と天若日子
返し矢が当たった天若日子
返し矢が当たった天若日子
おかめとモドキ
おかめとモドキ
おかめとモドキ
おかめとモドキ
亀ヶ池八幡宮・小学生の踊り
小学生の踊り
亀ヶ池八幡宮・獅子舞
獅子舞
亀ヶ池八幡宮・奉納剣道・つばぜり合い
奉納剣道・つばぜり合い

昨年からの懸案事項だったので見られてよかった。昼頃入って夕方5時過ぎまで居る。立ちっぱなしだったので、足が痛くなった。

オリンパスE-520++40-150mmF3.5-4.5で撮影。日中ならフォーサーズでも十分いけます。

|

2018年9月12日 (水)

なぜ?どうして? 橋爪大三郎、大澤真幸「げんきな日本論」

橋爪大三郎、大澤真幸「げんきな日本論」(講談社現代新書)を読む。社会学者の二人が古代から明治維新の時代までの日本史をテーマに対談する内容。

テーマは18設定されていて、「なぜ日本には、天皇がいるのか」「なぜ日本には武士なるものが存在するのか」「なぜ江戸時代の人びとは、儒学と国学と蘭学を学んだのか」など、日本史にまつわる根源的な問いかけである。

それを二人の学者が社会学の観点から討論、考察していく内容である。

「なぜ? どうして?」と根源的な問いかけであって分かりやすい。僕自身。学生時代に教職課程を履修して中学社会科で教育実習に赴いたことがあるが、こういう本を読んでいれば、もっと授業を分かりやすくできたのではないかと思う。

|

2018年9月11日 (火)

老舗の秘伝のタレのような文章

当ブログを読み返す。最近のはそうでもないが、初期の記事、特に狭姫や胸鉏比売の記事は継ぎ足し継ぎ足しで書いたため、まとまりの悪いちぐはぐな印象だった。

|

帰省2018.夏

外出。外浦湾経由で浜田城から広小路へと歩く。3時間ほど歩いたのだけど、暑くてペットボトルを4本消費する。最後にはかなり疲労して実家に辿り着く。熱中症になるかと思った。

三宮神社の夜神楽を見に行く。三隅の両谷神楽社中。笛は女性だった。恵比寿と大蛇。動画を視聴するのと違ってライブだと太鼓の迫力が違う。激しいリズムはやはりロックの影響を受けているのではないか。恵比須は口元に手を当ててウププと笑うのが気に入った。大蛇、アシナヅチとテナヅチが酒を醸すのだけど、発光して煙が立ってずっこけるという滑稽な演出だった。二演目でおよそ一時間という上演時間だったが、姉に好評だった。演目終了後に抽選会が行われ、ミニタオルが当たった。

益田市の佐毘売山神社にお参り。今回は無事辿りつけた。「正史狭姫伝説」が拝殿前にプラスチックのケースに収められて売っていた。二冊買う。一冊は浜田市立中央図書館に寄贈した。子供にも読んで貰えるように二冊寄贈すればよいかと思ったのだけど、中々行くチャンスがないので一冊は自分の分とする。

三瓶山麓浮布池のほとりの神社目指して細い道をてくてく歩いていると、突然ブホッという鳴き声がして何事かと思ったら猪の親子だった。ウリ坊は一匹しか見なかったが。草むらがカサカサいってまだ近くにいそうだったので、神社はあきらめて引き返す。

実家がノートパソコンを買ったことを知る。光回線も引いてネットができるようになっている。大丈夫か。老人だからタブレットの方がいいんじゃないかと思う。とりあえずドライバのアップデートとBIOSのアップデートは済ませておく。

|

«鳥居が倒壊する